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スーパー戦隊特集⑤-ジェットマン、ダイレンジャーの紹介-

本日は最後の「スーパー戦隊特集」ということで、前回お伝えしたように、歴代スーパー戦隊作品の中でも私が特にお気に入りの、「鳥人戦隊ジェットマン」「五星戦隊ダイレンジャー」の2作品について紹介したいと思います。この2作品に興味のある方は是非、最後まで読んでみて下さい。

まず、「鳥人戦隊ジェットマン」(1991年2月~1992年2月放送、全51話)について紹介したいと思います。
戦士は以下の5人がいました。
レッドホーク・・・天堂竜(26)
ホワイトスワン・・・鹿鳴館香(22)
イエローオウル・・・大石雷太(22)
ブルースワロー・・・早坂アコ(18)
ブラックコンドル・・・結城凱(25)
リーダーの天堂竜は防衛組織・地球防衛軍スカイフォースの隊員であり、小田切綾長官によって戦士に任命されたのですが、そのとき竜は変身能力を身につけるためにバードニックウェーブを浴びせられました。しかしそのバードニックウェーブは敵組織・バイラムの襲撃により、鹿鳴館香、大石雷太、早坂アコ、結城凱といった4人の民間人が浴びてしまいました。つまり、竜以外の4人は戦士と認められておらず、偶然ジェットマンになったわけであります。
他の4人は香はお嬢様、雷太は農業を営む青年、アコはスポーツ万能の女子高生(卒業後はアイドル歌手になる)、そして凱は定職につかない自由人でした。香、雷太、アコの3人は始めはためらいながらもすぐにジェットマンとして戦うことを決意したのだが、凱だけは自由を捨て切れない一匹狼で、仲間になるのを何度も拒んでいたが、しばらくたってようやく戦ことを決意した戦士であります。
この作品は鳥がモチーフであり、戦士は空を飛ぶことができるのですが、それよりも5人の友情・愛がメインテーマとなった作品でした。
特に竜・香・凱の、凱は香に、香は竜に好意を抱いており、竜と凱は犬猿の仲から親友へと変わっていくという三角関係に注目が集まりました。さらに、バイラムの女性幹部・マリアは竜のかつての恋人・藍リエがバイラムにさらわれ、バイラムへと改造された姿であり、そのマリア(リエ)も入れると、直線関係も成立してしまうという点も注目でした。
特に22話「爆発する恋」では、戦闘のシーンが殆どなく、この竜・香・凱の3人の友情・恋愛をテーマにしたエピソードが殆どでした。この頃はまだ香は凱を仲間としか思っていなかったのですが、後半で凱が香を命がけで守ったことで、香はついに凱への愛が目覚め始め、2人は付き合うこととなります。しかし、最終回では香は竜と結婚するという結末でした。
この結城凱(ブラックコンドル)は、スーパー戦隊シリーズの中でも特に人気の高いキャラクターで、今での多くの支持を集めています。私も歴代戦士の中で、女性戦士等よりも凱が一番のお気に入りでした。
凱は先ほども述べたように一匹狼で定職につかない自由人であります(しかしクラブ等でサックス奏者として働いていたこともあります)が、根は真面目で正義感も強いです。そして香に一途で、何度も彼女を守り続けました。またブラックコンドル(凱)は例外的な戦術を使うのが得意で、凱がいたから勝つことができたという戦いも結構多かったです。
最終話では竜と香の結婚式に向かう最中、ひったくりを発見し、そのひったくりを捕まえたときに刺されて、結婚式場まではたどり着いたものの、その場で死亡してしまう、という衝撃的なラストシーンを迎えました。やがて、竜・香夫妻には子供が生まれ、その子を「凱」と名づけたという説もあります。
また、凱の名シーンというのもいくつか存在し、特に20話「結婚掃除機」で、少女を倒されたときの怒りの変身(変身のための動作を行わず、歩きながらの変身)シーンが印象的だったという声は多数ありますが、先ほども述べたような最終回で最後の勇姿を見せ死亡してしまったシーンや、自分と似た性格を持つバイラムの幹部・グレイとの1対1のラストファイトも個人的には印象的でした。
また、凱の名ゼリフもいくつか存在し、ファンの間ではこれを「凱語録」と呼んでおり、そちらをいくつか紹介したいと思います。
・「俺は降りかかる火の粉を払っただけだ。」「俺は1人、だからこそ自由だ。」(2話)
・「全国ネットで、俺に恥をかかせやがって!」(20話)
・「俺には我慢ならねえ!人をレッテルでしか判断できねえ連中だぜ」(43話)
・「空が目に染みやがる、きれいな空だ」 (51話)
また凱を演じた若松俊秀さんは雰囲気が織田裕二さんに似ており、織田さんもこの時期「東京ラブストーリー」を始めとするドラマ・映画で活躍していたため、最初見たとき「織田さんかな」と思ってしまいました。

次に、「五星戦隊ダイレンジャー」(1993年2月~1994年2月、全50話)について紹介したいと思います。
戦士には以下の6人がいました。(キバレンジャーは第17話から登場)
リュウレンジャー/天火星・亮(23)
シシレンジャー/天幻星・大五(24)
テンマレンジャー/天重星・将児(19)
キリンレンジャー/天時星・知(20)
ホウオウレンジャー/天風星・リン(18)
キバレンジャー/吼新星・コウ(9~10)
6人は気力を使うダイ族の血縁者で、亮が中華料理店の見習い、大五がペットショップ店員、将児がボクサー、知が美容師、リンが中国から来た大学生、コウがスーパー戦隊史上最年少となる小学生でした。
先ほど紹介した「ジェットマン」では戦士の血縁関係は殆ど紹介されていなかったのに対し、「ダイレンジャー」では指揮官がリンの叔父の道士・嘉挧(かく)、さまざまな武器を発明する老道士・虞翻(ぐほん)がリンの大叔父(祖母の弟)であったり、コウの母、亮の父・妹など、戦士と血縁関係の深い人物が中心となって活躍していた作品でした。
このダイレンジャーには注目すべき点がいくつかあり、まず1つ目は作風が中国風であるということです。
ダイレンジャーが使用する技には中国拳法を題材とした技が多く、彼らのマシン・及び巨大ロボも龍星王・星獅子(天馬・麒麟・鳳凰)・大連王・牙大王といったように漢字表記のものが多く、ちなみにダイレンジャーも漢字で「大連者」と書くそうです。また、オープニングでも5人が中国の象徴的な乗り物とされる自転車に乗っており、企画上の原案も「中華戦隊チャイナマン」だったそうです。
2つ目は亮はリーダーではあったが、それほどリーダー的存在ではなかったことです。亮はリーダーという設定ではありますが、年齢も大五の方が上であり、またリンだけが変身前から気力技が使え、最も潜在能力が高いとされています。
また、死んだはずだった亮の父親が現れる、という終盤に持ってきてもおかしくないような設定を序盤の第7話「裏切り者ォッ!!」と8話の「おやじぃぃッ!!」で行ってしまい、先程も述べたように亮よりもリンやコウと血縁関係の深い人物が中心となっていました。
さらに変身後のリュウレンジャーもジャンプ力は30m、パンチ力も7.5t/平方mで一番ですが、キック力は8.5t/平方mでテンマレンジャー(9.7t/平方m)やキリンレンジャー(9.0t/平方m)の方が優れていたり、走力に至ってはなんと100mを4.5秒で、キバレンジャーを除く男性戦士の中で一番遅いのです(シシレンジャーは4.4秒、テンマレンジャーは4.0秒、キリンレンジャーは3.8秒、ホウオウレンジャーは5.2秒)。リーダーが一番強いというこれまでのスーパー戦隊のイメージを覆すような戦士でもありました。
最後は戦士6人には、それぞれ以下のような相棒がいたことです。
亮→的場陣・魔拳士ジン
大五→クジャク
将児→ゴーマ3ちゃんズ(神風大将、電話先生、墓石社長)
知→亀夫(ダイムゲン)
リン→虞翻
コウ→阿古丸
陣(ジン)、ゴーマ3ちゃんズは始めは亮や将児の敵でしたが、最後には仲間となりました。ゴーマ3ちゃんズは「3バカトリオ」とも呼ばれており、ダイレンジャーとは直接的な戦いではなく、野球やサッカーなどスポーツで勝負することが多かったです。また将児の相棒なんですが、最初は亮とサッカーで勝負していました。阿古丸はコウと双子の兄弟ですが、最後までコウの敵という設定でした。また、6人それぞれがメインとなるエピソードは、これらの相棒もメインとなる話が多かったです。
他には、道士・嘉挧が敵組織・ゴーマ族の参謀長であった(しかしダイレンジャーの敵ではなかった)り、ゴーマ族の幹部及び怪人が皆泥人形であったという設定も印象的でした。

ちなみに、ただのいっこ(当時・成瀬富久)さん、三輝みきこさん、広瀬裕(当時・広瀬匠)さんは、この「ジェットマン」と「ダイレンジャー」で共演していました。3人のそれぞれの作品での役名は以下の通りです。
  作品          ジェットマン   ダイレンジャー
ただのいっこさん→   大石雷太     亀夫
三輝みきこさん →  小田切長官    コウの母
広瀬裕さん    →   トランザ     的場陣(ジン)

以上、「鳥人戦隊ジェットマン」「五星戦隊ダイレンジャー」の2作品の紹介でした。
これまでスーパー戦隊シリーズの紹介を5回行ってきましたが、私の紹介していく中でそれまで気付くことのなかったスーパー戦隊の特徴・共通点に気付くことができ、皆様にもスーパー戦隊の魅力に少しでも気付いていただけたなら嬉しく思います。

次回からは、「メタルヒーローシリーズ」を5回に渡って行いたいと思います。メタルヒーロー特集第1回は、メタルヒーローの作品と放送データについて紹介したいと思います。メタルヒーローは現在、一番ハマっているヒーローシリーズなので、私自身も紹介するのを実に楽しみにしています。

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